■異文化間教育学会 第34回大会 開催にあたって
渡部 淳(日本大学文理学部)

 異文化間教育学会の第34回研究大会を、2013年6月8日(土)、9日(日)の両日、日本大学文理学部で開かせていただくことになりました。

 文理学部のキャンパスは、東京都世田谷区にあります。新宿駅から京王線で10分。下高井戸駅で下車し、日大通り商店街をまっすぐ8分ほど歩くとキャンパスに到着します。東京でも少なくなった学生街の雰囲気をまだ味わっていただけるところです。

 文理学部は、日本大学にある14の学部の一つですが、学生数9000名(17学科)の大きな学部です。学部としての特徴のひとつは、100年を越す中等教員養成の歴史をもち、数多くの教員を全国に送りだしている点です。1901年(明治34)に設置された高等師範科が文理学部のはじまりということで、現在も、毎年600名ほどの学生が教員免許をとって卒業していきます。

 また、オリンピックのメダリストなど、多数のアスリートを輩出していることも文理学部の特徴で、ことしも、ロンドン・オリンピックに5名、パラリンピックに2名の学部関係者が出場しています。

 2013年の研究大会では、こうした文理学部らしいカラーがどこかでだせたらなあ、と考えております。幸い、学部のスタッフだけでなく、文理学部で開催された第5回異文化間教育学会研修会(2007年)を支えた獲得型教育研究会(略称:獲得研)のメンバーからも、全面的サポートがえられることになりました。

 もてなしの心のみちた立命館アジア太平洋大学(APU)の大会運営に学びながら、準備をはじめております。会員のみなさま、この機会にぜひ日本大学文理学部におこしください。お待ち申し上げます。

▲TOP