公開シンポジウム

主催:
東北大学
共催:
異文化間教育学会
日時:
6月18日(日)9:00~12:00
場所:
東北大学 川内南キャンパス 文科系総合講義棟 204教室
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/kawauchi/areac.html (C19)

東北大学グローバル・イニシアティブセミナー
国際共修:留学生と国内学生の学びあいをデザインする

 世界規模で留学生の移動が活発化する中、多様な文化背景をもつ留学生と日本人学生が 共に学ぶ国際共修授業の実践・開発やカリキュラムの国際化への関心が高まっています。 本学はこれまで、国際化拠点整備事業(グローバル30)やグローバル人材育成事業の後押しもあり、戦略的にキャンパスの国際化を推進してきており、とりわけ国際共修授業の実践においては高い評価を得るに至っています。一方で、国内の他大学にも見られるとおり、国際共修の効果検証・体系的考察、学習成果を最大化する教授法の開発等についてはまだ課題も多く、制度のみならず、カリキュラムや授業の設計、つまり「デザイン」に焦点を当てた議論の深化が求められています。
 本セミナーでは、国際共修を含む「Internationalization at home」の専門家を国内外から招聘し海外と日本の事例を通して大学教育における国際共修の現状と課題、展望につき議論する機会を設け、学習効果を意識した国際共修のあり方を検討します。

プログラム案 ※諸事情により、講演者が変更になりました。

1) 開会挨拶
 
2) 基調講演:
ヨーロッパおよびオーストラリアにおけるカリキュラムの国際化
Elspeth Jones, Emerita Professor of the Internationalisation of Higher
Education, Leeds Beckett University and International Education Consultant
Craig Whitsed, Senior Lecturer, Murdoch University, Australia
3) 講演:
キャンパスの学習環境をデザインする:日本の大学における国際共修
堀江未来, 教授, 立命館大学国際教育推進機構
末松和子, 教授, 東北大学高度教養教育・学生支援機構
4) パネルディスカッション
 
5) 閉会挨拶
 

※参加費無料、どなたでもご参加いただけます。公開シンポジウムのみのご参加も可能です。

※公開シンポジウムだけにご参加の方は、当日、会場(文科系総合講義棟 204教室)前で受付いたします。

  1. "The Context of Internationalisation at Home" Elspeth Jones
  2. "Internationalization of the curriculum in action" Craig Whitsed
  3. 「日本の大学における国際共修の取り組みとその展開:異文化間教育の視点から」
    堀江未来
  4. 「日本の大学における国際共修の取組とその展開:実践例と学習成果のアセスメント」
    末松和子