バックナンバー

学会誌32号以降はJ-Stageで公開されています。J-Stageをご利用ください。

J-Stageでまだ公開されていないバックナンバーの目次は以下の通りです。J-stageには発刊後3年経過したものから順次、公開しています。


第57号 異文化間教育学における研究方法論を考える
―「移動」をめぐる経験を捉えるために―

特定課題研究

異文化間教育学における研究方法論を考える ―「移動」をめぐる経験を捉えるために―

小林聡子


子どものリテラシーをめぐる研究方法論の転換 ―帰国児童の言語喪失・保持に関する研究を事例として―

谷口ジョイ


「当事者」と「研究者」の関係を問い直す ―移動する「私」のオートエスノグラフィーを手がかりに―

大川ヘナン


新たな知識の探求過程としての「移動」 ―フェミニスト・スタンドポイント理論を手がかりに―

住野満稲子


異文化間教育研究における方法論的確かさに向けて

柴山真琴


公開シンポジウム

キャンパスアジアの10年とこれから ―東アジア国際交流が育むグローバル人材―

堀江未来


研究論文

外国人生徒の学校経験にみる制度的エージェントとの結びつき ―「特別枠校」卒業生の事例から―

今井貴代子


外国人生徒の差異をめぐる高校教師の解釈枠組みとその特質 ―特別入学枠をもつ全日制公立中堅校を事例に―

大東直樹


調査報告

介護施設における技能実習生の組織適応プロセスの一考察 ―初めてベトナム人実習生を受け入れた介護施設の事例から―

佐治早紀


書評

『国際移動の教育言語人類学―トランスナショナルな在米「日本人」高校生のアイデンティティ―』 小林聡子著/明石書店

金井香里


『外国につながる児童生徒の教育と社会的包摂―日本とニュージーランドの比較にもとづく学校教育の制度イノベーション―』 柿原 豪著/春風社

徳井厚子


『沖縄のアメラジアン―移動と「ダブル」の社会学的研究―』 野入直美著/ミネルヴァ書房

髙橋史子


『留学生のことばの学びとビリーフ変容―タイ人留学生の学習意欲に関する質的研究―』 滝井未来著/ココ出版

守谷智美


文献・図書紹介

『公立学校の外国籍教員―教員の生(ライヴズ)、「法理」という壁―』 中島智子・権 瞳・呉 永鎬・榎井 縁著/明石書店

権 瞳


『言語景観から考える日本の言語環境―方言・多言語・日本語教育―』 ロング,ダニエル・斎藤敬太著/春風社

斎藤敬太


『質的言語教育研究を考えよう―リフレクシブに他者と自己を理解するために―』 八木真奈美・中山亜紀子・中井好男編/ひつじ書房

中山亜紀子


第56号 コロナ禍と異文化間教育

特集

コロナ禍と異文化間教育 ―世界規模のコロナ禍から何を学んだのか―

高橋朋子


コロナ禍における外国人住民の移動/非移動性と共助 ―神奈川県の集住地域における支援団体の事例から―

坪谷美欧子


日本の大学におけるオンライン異文化間交流活動の実践 ―before/with/after コロナ時代の異文化間交流の特徴と展望―

小松 翠


COVID-19 による日本人海外派遣留学生への影響 ―アンケート調査による交換留学生の回答を中心に―

中野遼子


新型コロナウイルス感染症による大学生活における不安と抑うつ ―中国人留学生の場合―

黄 美蘭


コロナ禍における補習授業校のオンライン教育への取り組み ―オンライン授業による包摂と排除―

岡村郁子・近田由紀子・渋谷真樹・佐藤郡衛


「停課不停學」を日本人保護者たちはどう過ごしたか ―台湾在住の台日国際結婚家庭の事例から―

服部美貴


研究論文

多文化共生に向けての「教養としての日本語教育学」の効果

志賀玲子


大学勤務のキャリアカウンセラーが留学生に対する就職支援に必要だと認識している資質・能力の検証

酒井 彩・池田聖子


研究ノート

中国人ダブルディグリー留学生が直面する困難

張 慧穎


ベトナム人技能実習生が日本文化との異文化接触により獲得した自文化理解

奥西有理


書評

『日本社会の移民第二世代―エスニシティ間比較でとらえる「ニューカマー」の
子どもたちの今―』 清水睦美・児島 明 ・角替弘規 ・額賀美紗子 ・三浦綾希子 ・坪田光平著/明石書店

榎井 縁


『多様化する子どもに向き合う教師たち―継承語教育・補習授業校におけるライフストーリー研究―』 瀬尾悠希子著/春風社

谷口ジョイ


文献・図書紹介

『日本語教師の専門性を考える』 舘岡洋子編著/ココ出版

古屋憲章


『現代ロシアの教育改革―伝統と革新の〈光〉を求めて―』 ロシア・ソビエト教育研究会・嶺井明子・岩﨑正吾・澤野由紀子・タスタンベコワ,クアニシ編著/東信堂

嶺井明子


『人の移動とエスニシティ―越境する他者と共生する社会に向けて―』 中坂恵美子・池田賢市編著/明石書店

池田賢市


第55号 異文化間教育実践における社会の共創
―葛藤を抱えつつ―

特定課題研究

異文化間教育実践における社会の共創―葛藤を抱えつつ―

出羽孝行


葛藤から公正な共創へ ―中国帰国者の家族史が語り継がれない背景を巡って

安場 淳


「タダシイコト」をめぐるアプローチの葛藤 ―「教養」と「実践」を架橋する研究方法論へ―

小林聡子


教師教育実践から社会共創へ ―セルフスタディを通した探究―

齋藤眞宏


社会共創に向けた異文化間教育の展望 ―「聴くこと」を中心に―

芝野淳一


公開シンポジウム

SDGs目標達成に向けた異文化間教育とユネスコとの連携 ―異文化間教育に何が求められているのか―

小林 亮


研究論文

外国にルーツをもつ児童の日本語指導に対する認識 ―日本の小学校における経験に着目して―

坂口(山田)有芸


高校生の「海外留学/勤務」志向の規定要因 ―進路選択とジェンダーとの関連を中心に―

太田知彩


在日ブラジル学校の高校生の「穴埋め」型進路形成 ―日本の大学への進学における構造的障壁に着目して―

ヨシイ オリバレス ラファエラ


日本人大学生の中国人留学生との友人関係の親密化過程に関する研究 ―複線径路・等至性モデルによる検討―

張 銀暁


わたしたちのことば」に創発する居場所 ―留学生の逸脱的日本語によるあそびの分析から―

井濃内 歩


書評

『ヒューマンライブラリーへの招待』 坪井 健著/明石書店

横田雅弘


『「人種」「民族」をどう教えるか―創られた概念の解体をめざして―』 中山京子・東 優也・太田 満・森茂岳雄編著/明石書店

佐藤郡衛


『新グローバル時代に挑む日本の教育―多文化社会を考える比較教育学の視座―』 恒吉僚子・額賀美紗子編/東京大学出版会

小林聡子


文献・図書紹介

『SDGs時代の国際教育開発学―ラーニング・アズ・ディべロップメント―』 ダニエル・A・ワグナー著・前田美子訳/法律文化社

前田美子


『Q&Aでわかる外国につながる子どもの就学支援―「できること」から始める実践ガイド―』 小島祥美編著/明石書店

小島祥美


『多文化クラスの授業デザイン―外国につながる子どものために―』 松尾知明著/明石書店

松尾知明


『国際理解教育を問い直す―現代的課題への15のアプローチ―』 日本国際理解教育学会編著/明石書店

森茂岳雄


第54号 異文化間教育学から見る日本社会の教育格差

特集

コロナ危機と教育格差の拡大―米英の状況からみるマイノリティの教育機会と公教育の役割再考―

額賀美紗子・高橋史子


就学前教育・保育の視点から教育格差を考える―言語文化的に多様な子どもたちと接続期の支援―

内田千春


日本の教育格差と外国人の子どもたち―高校・大学進学率の観点から考える―

清水睦美


移住外国人に関する日本社会の教育格差―日本語教育・生涯学習の視点から―

山田 泉


外国籍の子どもの不就学問題と解決に向けた提案―20年間の軌跡からの問い直し―

小島祥美


外国人学校における保健と福祉―京都朝鮮学校の保健室を事例に―

呉永鎬


研究論文

外国につながる生徒の地域日本語教室におけるポジショニング―生徒の冗談発話を中心に―

孫 美那


研究ノート

実践コミュニティの視座から捉える国際交流学習の意義―カンボジアと日本の小学生による継続的交流の事例より―

海道朋美・久保田真弓


書評

『海外で学ぶ子どもの教育―日本人学校、補習授業校の新たな挑戦―』

塘 利枝子


『多文化な職場の異文化間コミュニケーション―外国人社員と日本人同僚の葛藤・労働価値観・就労意識―』

島田徳子


文献・図書紹介

『複数言語環境で生きる子どものことば育て―「まなざし」に注目した実践―』

中野千野


『外国人研修生の日本語学習動機と研修環境―文化接触を生かした日本語習得支援に向けて―』

守谷智美


第53号 異文化間教育における「日本」の再想像/創造―越境する若者の経験―

特定課題研究

異文化間教育における「日本」の再想像/創造さいそうぞう―越境する若者の経験―

渋谷真樹


日本の職場の未来を再想像/創造するための調査・実践研究―外国人社員・日本人社員が共に生き生きと働ける職場を目指して―

平井達也


「日本」を想像/創造しつづける新二世たち―グアム育ちの日本人青年のエスノグラフィー―

芝野淳一


「わたし」との協働的な「日本」の再想像/創造の試み―越境する女性たちをめぐるマルチサイテッド・エスノグラフィー―

徳永智子


〈「日本」の再想像/創造―越境する若者の経験〉を再そうぞうする

中島智子


公開シンポジウム

「ナマハゲ」と「なまはげ」―地域創生から考える異文化間教育―

阿部祐子


研究論文

TransvocalityとTranslocality―カテゴリーをめぐる相互行為的分析―

小林聡子


批判的教育学において教師が子どもの「声」を聴くということ―メアリー・コーウィーの実践記録の検討を通して―

内植松千喜


中学校段階におけるニューカマー生徒支援の課題―小中学校におけるニューカマー支援の比較分析から―

伊藤莉央


日系アメリカ人四世とルーツ探求―日本語・日本文化に関する語りに着目して―

中橋真穂


書評

『クリティカル日本学―協働学習を通して「日本」のステレオタイプを学びほぐす―』

三浦綾希子


EPAインドネシア人看護師・介護福祉士の日本体験―帰国者と滞在継続者の10年の追跡調査から―』

柴山真琴


文献・図書紹介

『「移民時代」の多文化共生論―想像力・創造力を育む14のレッスン―』

松尾知明


『多様性が拓く学びのデザイン―主体的・対話的に他者と学ぶ教養教育の理論と実践―』

髙橋美能


『海外留学支援論―グローバル人材育成のために―』

大西好宣


『外国人労働者の循環労働と文化の仲介―『ブリッジ人材』と多文化共生―』

村田晶子


第52号 外国人労働者と地域日本語教育

特集

国内における地域日本語教育の制度設計―日本語教育の推進に関する法律の成立を踏まえた課題―

神吉宇一


地域日本語教育を誰が担うのか―ブラジル系移民第二世代の日本語習得とその後―

児島 明


大阪における「識字・日本語」教育の展開―人権を基盤とする教育保障の取り組み―

棚田洋平


研究論文

外国人非集住地域におけるマイノリティ支援の制度化過程―秋田のボランティア団体の事例から―

坪田光平


外国人留学生の就職活動を通じた社会統合

郷司寿朗


「外国につながる子ども」の就学前後の接続に関する一考察―5歳児担当の保育者への質問紙調査結果の分析を中心に―

王 笑桜


実践報告

大学における社会正義のための教育にむけた試み―特権性と抑圧の理解の授業実践を通して―

青木香代子


調査報告

地域日本語教室における漢字学習支援の現状と課題

平田史織


書評

『多文化社会に生きる子どもの教育―外国人の子ども、海外で学ぶ子どもの現状と課題―』佐藤郡衛著/明石書店

野山 広


『知的障害教育の場とグレーゾーンの子どもたち―インクルーシブ社会への教育学―』堤 英俊著/東京大学出版会

照山絢子


文献・図書紹介

『移民から教育を考える―子どもたちをとりまくグローバル時代の課題―』額賀美紗子・芝野淳一・三浦綾希子編著/ナカニシヤ出版

芝野淳一


とよなか国際交流協会編『外国人と共生する地域づくり―大阪・豊中の実践から見えてきたもの―』公益財団法人とよなか国際交流協会編集 牧里毎治監修/明石書店

榎井 縁


第51号 異文化間教育における政策と研究者の役割

特定課題研究

異文化間教育における政策と研究者の役割―研究の総括―

馬渕 仁・工藤和宏・野山 広


移民政策なき日本社会における外国人支援―地域国際交流協会の提言としての実践―

榎井 縁


日本の外国人留学生受入れ政策とポスト30万人計画に向けた課題

太田 浩


多文化共生のための政策づくりと研究者の役割―識字教育政策の形成を手掛かりに―

金 侖貞


公開シンポジウム

異文化間教育とダイバーシティ:理論と実践をつなぐ―第40回研究大会公開シンポジウムの 報告を中心に―

横田雅弘


研究論文

アルバイトの目的と職種がアルバイトの肯定感に及ぼす影響―大学・大学院の中国人私費留学生の場合―

黄 美蘭


研究ノート

「日本語の問題」を越えて介護現場で発揮される能力とは―あるEPA介護福祉士候補者に とっての介護業務の意味と他者理解―

藤原京佳


調査報告

デンマークにおけるヒューマンライブラリーに関する分析―実施の形態と社会的背景に着目して―

佐藤裕紀・照山絢子


書評

『文字と音声の比較教育文化史研究』添田晴雄著/東信堂

出羽孝行


『社会科における多文化教育―多様性・社会正義・公正を学ぶ―』森茂岳雄・川崎誠司・桐谷正信・青木香代子編著/明石書店

南浦涼介


文献・図書紹介

『ことばで社会をつなぐ仕事―日本語教育者のキャリア・ガイド―』義永美央子・嶋津百代・櫻井千穂編著/凡人社

義永美央子


『外国人非集住地域のエスニック・コミュニティと多文化教育実践 ―フィリピン系ニューカマー親子のエスノグラフィー―』坪田光平著/東北大学出版会

坪田光平