研究・実践お悩みもろもろ相談ゼミ

-オンラインでつながり、研究や実践を共に耕そう-

 異文化間教育学会ネットワーキング委員会では、若手やベテランといった経験年数に限らず、幅広い方々を対象として会員内外の交流を促進する活動を行っております。その一環として、2023年春にも、昨年度好評を得た企画と同様の形式で「研究・実践もろもろお悩み相談ゼミ」を実施します。
 「相談ゼミ」は、研究者・実践者同士で、自身の研究や実践の計画・現状についての情報交換や、悩みを相談できるオンラインの場です。悩みや迷いも含めて気軽に今自分が行っている研究や実践について話し、参加者からのコメントや質問をもらうことができます。また参加者は、そうした発表から刺激や気づきを得たり、他の参加者の質問やコメントから新しい視点を得ることができます。

 昨年度の実施の際に「発表者」として参加された皆さんからは、「日々孤独に手探りで過ごしていたので、こうしたコミュニティの大切さを改めて実感した」「一つ一つを丁寧に、真剣に考えてコメントをもらえ、本当に感謝の気持ちでいっぱい」「研究相談をさせてもらったが、研究の意義を再確認したり、今後の計画の方向性を明確化することができ、これからも頑張ろうという気持ちになった」などというご意見もいただいています。
 また、昨年度「参加者」として参加された方からは、「普段触れないような研究について聞くことができ、他の方のコメントも自分の研究に参考になることが多く、参加者として参加しても大変勉強になった」「他の方の発表やコメントを聞くことで、気づきを得たり共感したりして、自分もまた自分の実践や研究に向き合おうという気持ちになり、本当に参加してよかった」などのお声をいただいています。

 「相談ゼミ」は、どなたでもご参加いただけます(学部生や院生の発表・参加も歓迎します!)。研究や実践を共に耕していく、ゆるやかな「ゼミ」に奮ってご参加いただければ幸いです。

※発表テーマや話題に応じてグループを分けるようにしますが、必ずしも参加者が同分野・専門家であるとは限りませんのでご了承ください。むしろ様々な分野・考えの人とのネットワーキングにご期待ください。

1.日時

2023年2月25日(土)13:00-15:10

2.場所(開催方法)

Zoomによるオンライン開催

3.参加費

無料

4.プログラム

13:00-13:10 趣旨説明、全体でウォームアップ(10分)
13:10-14:00 相談ゼミ①(50分)【ブレイクアウト①】
14:00-14:10 休憩(10分)
14:10-15:00 相談ゼミ②(50分)【ブレイクアウト②】
15:00-15:10 まとめ(ふりかえり、感想、今後希望する活動アンケートなど)

※発表者の申込人数によって多少終了時刻が前後することがあります。予めご了承ください。

5.定員

30名程度

※参加資格として、学会員・非学会員を問いません。
※申し込み多数の場合、定員に達し次第、募集を事前に締め切ることがあります。予めご了承ください。

6.参加申し込み

参加方法としては「発表者」または「参加者」の2通りございます(詳細は下記参照)。いずれの場合も申し込みフォームは同じですが、設問内でどちらでの参加を希望されるか一つ選んでお申込みください。

【申し込みフォーム】

https://forms.gle/SanQjHjacvHKjke8A

※申し込みの締め切りは、発表者・参加者の如何にかかわらず、2023年2月18日(土)12:00(厳守) です。

  1. 発表者:自身の研究や実践についての概要や今後の方向性、悩みなどについて気軽に話し、意見をもらいたい方
    (→「7.発表者の事前準備」を必ずご確認ください)
  2. 参加者:自身の研究や実践についての発表は行わず、発表を聞いてコメントや質問、議論、おしゃべりをするなかで新しい気づきを得たいという方(→当日ご参加以外に特に事前にご準備いただくことはございません)

7.「発表者」の事前準備

「発表者」での参加をご希望される方は、期日までに下記要領を参考に、A4サイズ2枚程度でレジュメを作成しご提出ください(発表の際はPPTなど、ご自由に利用していただけます。「参加者」でのご参加の方は提出の必要はございません)。

〈作成要領〉

  1. 提出先:メールの文面に、お名前・ご所属・ご連絡先を記入の上、下記アドレス宛にお送りください。
    iesj-networking@googlegroups.com(異文化間教育学会ネットワーキング委員会)
  2. 締め切り:2022年2月18日(土)12:00厳守
  3. 分量・発表時間:厳密には問いませんが、10分程度でのご発表を想定して作成してください。
  4. 含める内容例(この限りではありませんので、自由に項目の追加・削除やレイアウトの調整をいただいても構いません)

・研究の概要

 -研究の場合:背景、リサーチクエスチョン、方法、結果、参考文献、今後の方針など
-実践の場合:対象、方法、目的、結果、参考文献、今後の方針など

・具体的なお悩み

リサーチクエスチョンをどう立てればよいのか悩んでいる、実践を改善したいけれどアイディアに行き詰っている、コロナ渦でフィールド先を変更する必要に迫られている、子育てとの両立ができず論文執筆の時間が取れない、など何でも

8.参加者への留意事項

個人情報の保護や研究倫理の遵守という観点から、盗用や、ご本人以外による発表内容の外部への公開等は固く禁止いたします。ご協力宜しくお願い申し上げます。

9.お問合せ先

その他お気づきの点や疑問などございましたら、下記メールアドレスまでご連絡ください(返信には時間を要することがあります。予めご了承ください)。
異文化間教育学会ネットワーキング委員会 iesj-networking@googlegroups.com

〈企画・運営 異文化間教育学会 ネットワーキング委員会(以下五十音順)〉
金南咲季(椙山女学園大学)
新見有紀子(東北大学)
中尾有岐(国際交流基金関西国際センター)
薮田直子(大阪成蹊大学)
由井一成(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC))